粉体機器関連
バイオマス熱利用装置
小規模分散型熱利用システムの未来を拓く
森林、籾殻など国内には未利用バイオマス燃料の利用率が増加しない主な原因は、広く利用されている石油などの化石燃料と比較して単位重量当たりの熱量が低く、取扱性が悪いことです。バイオマス利用率を向上させるためには、これらの弱点改善、あるいは弱点を許容することが有効です。
- バイオマス利用推進
- バイオマス燃料の特徴を広く理解してもらう啓発
- 地域にあったバイオマス資源、既存設備の活用
- 経済性を継続的に両立する事業
これらの構想実現に小規模分散型熱利用システムが貢献します。
化石燃料のように利用するためには、燃焼制御性が要求される小型の燃焼装置でも利用できる、微粒径のバイオマス燃料が有効です。
小型の燃焼装置で利用する為には、保管容量や収集の課題を解決する一方で、燃料製造にコストが掛かる課題があります。
燃焼性を維持するために適した粒度分布を持ちながら多量生産が可能な微粒径燃料がです。
によって、これまで困難とされてきた、燃焼制御性が要求される小規模燃焼装置でのバイオマス燃料の利用が可能となりました。
なお、本システムは、ラサ工業株式会社の破砕技術と株式会社IHI環境エンジニアリングの燃焼技術を組み合わせることで開発されました。
ラインアップ
高効率乾燥機
- バイオマス原料の水分を20%除去
- 水分蒸発除去エネルギー1/10の動力
高効率粉砕機
- 乱気流と摩砕による粉砕機構
- バイオマスを多様な粒度で製造
次世代バイオマス燃料
バイオマス熱利用装置
- バイオマス小規模分散型熱利用装置
- バーナによる高い燃焼性
- 着火、消火の操作が容易
機械事業部 TEL.03-3278-3861
〒104-0031 東京都中央区京橋1-1-1(八重洲ダイビル9F)